- 2021/06/28 掲載
前議長再任、56%が反対票=企業統治に厳しい目―東芝総会
東芝は28日、関東財務局に提出した臨時報告書で、25日の定時株主総会に提案した永山治前取締役会議長の取締役選任案への反対比率が56.06%だったと明らかにした。昨年の総会運営で東芝が一部株主に圧力をかけたとされる問題が響き、永山氏選任に対する賛成比率は43.74%と昨年総会の選任時(97.70%)から大幅に低下、再任が否決された。
問題を見過ごしたと批判された監査委員会の委員を務めていた小林伸行氏の選任案への反対比率は74.36%に上った。約5割を占める海外株主以外からも東芝のガバナンス(企業統治)に厳しい視線が向けられた形だ。
【時事通信社】 〔写真説明〕東芝の永山治前取締役会議長
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