- 2021/07/05 掲載
ロンドン証取、リフィニティブ買収効果に自信=CEO
シュワイマー氏は投資家向けのオンラインイベントで「われわれは強固な財務基盤を有している。買収発表時に示した財務目標を達成する自信がある」と語った。
統合の進展に伴い債務が40億ポンド減少したと明らかにした。
リフィニティブの主力情報端末がこれまで何度かダウンしたことについて、根本的な製品の問題ではないとの認識を示した。
「システムのダウンなどの問題は顧客にとってもわれわれにとっても決して容認できない。解決方法は分かっており、取り組みを進めている」と説明した。
リフィニティブを所有していた米投資会社ブラックストーンが始めたリフィニティブと同社の情報端末への投資計画はLSEが買収後も継続していると話した。
「われわれはデータと分析の分野で中期的に年間4─6%の収入増を実現できると確信している」と述べた。
LSEはロイターとニュース配信契約を結んでいるが、ロイターが計画しているニュースサイトの有料化を巡って意見の食い違いが明らかになっている。
シュワイマー氏は「われわれはロイターと良好な関係を保ち、有意義な協議を進めている」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
ロイターはリフィニティブと年間およそ3億2500万ドルのニュース配信契約を結び、契約はLSEに引き継がれた。
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