金融庁、組織再編を検討＝「資産運用・保険監督局」新設へ

金融庁が、資産運用立国の推進に向けた取り組みや不祥事が相次ぐ保険業界の監督を強化するため、大規模な組織再編を検討していることが２１日、分かった。２０２６年度中に「資産運用・保険監督局」（仮称）を新設するよう、機構・定員要求に盛り込む方向で調整している。

組織再編は、金融機関を監督する監督局を分割し、切り離した資産運用課と保険課を資産運用・保険監督局に移すことが柱。局の再編が実現すれば、検査局を廃止した１８年以来となる。

【時事通信社】