- 2021/07/09 掲載
シェル、ドイツの製油所の権益売却で合意 エネルギー移行戦略の一環
シェルの声明によると、同製油所の権益の37.5%を、ウィーンに拠点を置くアルクミーニー社に売却する。同社は統合物流・投資事業を手掛けるリワトン・グループ(エストニア)の傘下企業。売却額は公表されていない。規制当局や提携先企業の承認を経て、手続きは今年下半期に完了する見通し。
シェルは遅くとも2050年までに、二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。
PCKシュベート製油所は、ベルリンの北東約120キロメートルの地点にあり、ロシア石油大手ロスネフチが54.17%、イタリアのENIが8.33%の権益を保有する。現在の原油処理量は日量22万バレル。
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