- 2021/07/09 掲載
英GDP、5月は前月比0.8%増に鈍化 予想下回る
新型コロナウイルス禍からの回復力の強さに疑問を投げ掛ける内容となった。ロイターがまとめた市場予想は1.5%増だった。
4月のGDPも、2.3%増から2.0%増に下方修正された。
英国は4月、必要不可欠ではない商店、美容院、パブ、レストランに対する営業制限を緩和。屋外でのサービス提供が可能になった。5月には屋内でのサービス提供も再開された。
5月のGDP伸び率は前月から鈍化したものの、新型コロナ流行前の典型的な水準を上回っている。
内訳では、サービス部門が前月比0.9%増。宿泊・食品サービスは37.1%増だった。
鉱工業部門は0.8%増。建設部門は0.8%減。
5月末時点のGDPは、新型コロナ流行が始まる前の2020年2月の水準を3.1%下回っている。
5月のGDPは、最初のロックダウン(都市封鎖)が導入されていた前年同月との比較では約25%増加した。
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