- 2021/07/09 掲載
女性社長、8.1%=過去最高も低水準―帝国データ
帝国データバンクは9日、国内企業の女性社長の割合(4月時点)が前年比0.1ポイント上昇の8.1%となり、過去最高を更新したと発表した。ただ、上昇ペースは緩慢で水準は低く、経済分野での男女格差は依然大きい。
同社が全国約117万社を対象に調査した。就任の経緯では、前任者の高齢化や後継者難などで夫や親から事業を引き継ぐケースが多い「同族承継」が50.8%(男性は39.5%)と半数を占めた。内部昇格は8.3%と男性の11.8%に比べ低く、経歴に基づく就任で男女格差が目立つ。資本金の規模では、1000万円未満が9.1%と最も高く、1億円以上は2.3%にとどまった。
【時事通信社】
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