- 2021/07/12 掲載
「過度に高い」インフレ想定せず=シュナーベルECB専務理事
ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙(日曜版)が10日、インタビューの一部を事前に公表した。
シュナーベル氏はその中で「過度に高いインフレは経験しないと確信している」と述べた。
ECBが新たに採用した、対称性を備えた2%のインフレ目標については「一方では、インフレ目標の引き上げは極めて小幅だ。他方では、2%の目標には重要な機能がある。われわれの金融政策が安定化の効果をもたらすための追加の余地が生まれる」と述べた。
また、金利は永遠には低水準にとどまらないとも指摘し、欧州各国政府はこれまでに実施した大規模な刺激策が持続的な成長軌道への回帰につながるよう取り組むことが重要だと強調した。
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