- 2021/07/13 掲載
EV電池の供給網、欧州企業が近場の確保急ぐ=調査
中国は、EV用電池に使われる鉱物の加工や電池セルと関連部品の製造を独占しており、日本と韓国がその後を追っている。
プロトタイピングを手掛けるプロトラブズが欧州の200社を対象に実施した調査では、ここ1年のサプライチェーンの混乱に企業は懸念を強めており、自社の生産拠点に近いサプライヤーを利用したいと考えていることが分かった。
電池のサプライチェーンをより近場に移したいと回答した企業は約80%だった。1年以内に対応に動くと回答した英企業は84%に達した。
プロトラブズ欧州部門のマネージングディレクター、Bjoern Klaas氏は「欧州での電池製造はわずか6%で、電池セルは依然輸入に大きく依存している。EVの需要は急速に拡大しており、この状況を変えなければならない」と語った。
PR
PR
PR