- 2021/07/14 掲載
りそな、デジタル金融で地銀支援=サービス展開へ基盤づくり
りそなホールディングスは14日、地方銀行によるデジタル技術を活用した金融サービスについて支援する基盤を整備すると発表した。NTTデータ、日本IBMと同日、覚書を締結。金融機関やIT企業が参加するプラットフォーム(基盤)を3社が共同して設立する。3社は年度内に具体的な体制を固める。新会社設立も視野に入れる。
金融とITを融合させたフィンテックサービスの展開には、スマートフォン決済や認証サービスを提供する外部事業者と連携する必要がある。ただ、専門人材や経営資源が限られた地銀などが個別にフィンテック企業を見つけ、提携へ協議していくのは負担が大きい。新たな金融デジタル基盤に加入することで、自社の戦略に合った技術・サービスを導入しやすくなるという。サービスを活用したい自治体や一般企業の参加も想定する。
【時事通信社】
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