- 2021/07/23 掲載
中国、決済事業者の規制強化=海外上場の事前報告義務付け
【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)は23日、スマートフォンの電子決済サービスなどを手掛けるノンバンクの決済事業者を対象とした管理規則を公表し、海外市場で新規株式公開(IPO)を行う場合、計画を事前に報告するよう義務付けた。国内のIT大手に対する新たな締め付けとなりそうだ。
中国のスマホ決済サービスは、アリババ集団傘下の金融会社アント・グループと騰訊(テンセント)の2社による寡占状態となっている。アントは昨年11月に上海と香港の両株式市場でIPOを計画していたが、当局の監督方針の変更で直前になって延期に追い込まれた。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR