- 2021/07/26 掲載
JR西日本が地域交流事業=沿線旅行に割安プラン
JR西日本は26日、沿線自治体と協力して地域交流を促進する事業を2022年度に始めると発表した。第1弾として、大阪府吹田市に来春完成するスマートタウン(環境先進都市)の居住者を対象に、吹田市と友好協定を結んでいる国内3市町への割安な旅行ツアーを提案する。
新型コロナウイルス感染拡大で鉄道利用客が減少する中、都市圏居住者に沿線自治体を「第二のふるさと」と位置付けて交流を促し、沿線の活性化につなげたい考えだ。
対象は、新潟県妙高市、福井県若狭町、滋賀県高島市。スマートタウンの入居予定者は約360世帯、約540人。タウン内では3市町の特産品も販売する。
JR西の若菜真丈京都支社長は記者会見で「新しい『関係人口』の創出につながれば」と話した。交流促進事業の対象をタウン以外の吹田市民へ広げることも検討するという。
【時事通信社】 〔写真説明〕沿線活性化に向けた共同プロジェクトを発表したJR西日本と沿線自治体の関係者ら=26日、大阪市北区
PR
PR
PR