- 2021/08/10 掲載
中国当局、ビジネス上の飲酒を非難 アリババのセクハラ問題受け
中央規律検査委員会は、ウェブサイトで公開した通達で「この事案では、労働環境における不健全な動き、飲酒の不快な文化、問題報告時の透明性の欠如が、暗黙の決まりとして根深くまん延していることを明らかにした」と指摘。酒を飲むことを強制するといった「暗黙の決まり」を打破するよう呼び掛けた。
アリババの女性従業員が8日、出張中に上司と顧客から性的暴行を受けたと主張した。この女性は、夕食を兼ねた会議で、酒を飲むよう強制された。この件を、地位の高い管理職に説明したところ、ビジネスをするのに酒を飲むのは必要と言われたという。
張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)は9日、性的暴行を加えたとされるマネジャーを解雇したことを明らかにし、性的嫌がらせ防止に向けた制度を確立すると表明した。
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