- 2021/08/24 掲載
BHP、最大2段階の格下げも 石油事業売却で=S&P
BHPは石油・ガス事業を豪ウッドサイド・ペトロリアムに売却することで合意している。売却は全額、株式交換方式で行い、ウッドサイドは既存の株主が52%を保有、BHPの株主が48%を保有することになる。
S&Pは、この事業売却によってBHPの保有資産の多様性が低下し、一つの資産への依存が高まると指摘した。
S&PはBHPの長期格付け「A」、短期格付け「A─1」などを「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定。「提案通りに石油資産の売却が実施された場合、事業リスクの再評価に基づき今後数カ月間に格付けを最大2段階引き下げる可能性があることを意味する」と説明した。
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