- 2021/08/27 掲載
中国、来月1日に金属備蓄を放出へ 価格高騰対策
入札は3回目。銅3万トン、亜鉛5万トン、アルミニウム7万トンを売却する。
国家備蓄の放出は異例。これまでに合計27万トンの銅、亜鉛、アルミニウムが放出された。
前回7月29日の入札では、アルミ9万トンなど、合計17万トンの金属が売却されている。
8月については、新型コロナウイルスの感染拡大で国家備蓄の放出を見送るのではないかとの見方も出ていたが、政府は、金属価格が高止まりしており、中小企業に問題が生じているため、放出を継続すると表明した。
入札には、金属の加工業者と製造業者のみが参加できる。
27日の上海市場の銅は5月に付けた高値を12%下回る水準で取引を終了。亜鉛は5月の高値を5.1%下回っている。
ただアルミは同日、供給不安を背景に13年ぶりの高値を付けた。
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