- 2021/08/30 掲載
豪フォーテスキュー、通年度利益が過去最高 鉄鉱石価格高で
中国の堅調な需要とブラジルの供給問題を受けた鉄鉱石価格の上昇により、BHPグループやリオ・ティントなど競合他社も過去最高の利益を計上し、多額の配当を支払っている。
フォーテスキューの2021年度の調整後純利益は103億5000万ドルで、前年度の47億5000万ドルから増加した。Vumaがまとめた市場予想の104億1000万ドルは小幅に下回った。
決算発表を受けて株価は一時6.2%高の21.23豪ドルを付け、5月初旬以来の大幅な上げを記録した。
1株当たり2.11豪ドルの配当を発表。前年の同1豪ドルから引き上げた。年間配当は1株当たり3.58豪ドル、総額110億豪ドル(80億米ドル)となった。
21年度の鉄鉱石出荷量は1億8220万トン。22年度は最大1億8500万トンの出荷を見込んでいる。
22年度に再生可能エネルギー事業のフォーテスキュー・フューチャー・インダストリーズに最大6億ドル投資する計画も明らかにした。
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