- 2021/08/30 掲載
ECBのPEPP議論、改善した資金調達環境を考慮すべき=仏中銀総裁
ビルロワドガロー氏はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の先行きについて、9月会合で決めなければならない緊急性はないと指摘。理由としては米連邦準備理事会(FRB)と異なり、ECBは資金繰り環境に応じて月間の買い入れを調節できるためとした。
同氏はラジオで、ユーロ圏の資金繰り環境は6月のECB会合以降、改善したと指摘。「われわれが議論するに当たり、こうした資金調達環境の改善を考慮すべきだ」と語った。
また、フランスとユーロ圏が2022年初めか、それ以前に新型コロナウイルス禍前の水準を回復するとの見方を示した。現段階でインフレが加速するリスクはないとも述べた。
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