- 2021/08/30 掲載
巡回バス、運行再開へ=選手と接触事故―東京パラ〔パラリンピック〕
東京パラリンピック選手村(東京都中央区)で自動運転の巡回バスが柔道(視覚障害)選手と接触した事故で、大会組織委員会は30日、事故後に全面停止していたバスの運行を31日午後3時に再開すると発表した。再発防止のため、誘導員や車両搭乗員の増員、警告音量の引き上げ、歩行者へのルール周知などの対策を講じる。
バスを開発したトヨタ自動車の豊田章男社長はコメントを出し、「(選手の)一日も早い回復をお祈りする。運行停止で不便を掛け、申し訳なく思う」と陳謝した。
事故は26日午後に発生。選手が横断歩道を渡ろうとした際、右折してきたバスと接触した。選手は2週間のけがをし、28日の試合を欠場した。
【時事通信社】
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