• 2021/08/31 掲載

米緩和縮小の影響注視=市場混乱の恐れも―日銀

時事通信社

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米国が年内にも量的金融緩和を縮小する方向となったことを受け、日銀は金融市場に及ぼす影響を注視する構えだ。米国の金利が大幅上昇すれば、株価の下落や新興国からの資金流出など混乱が生じる恐れがある。市場にショックを与えず金融政策の正常化を円滑に進められるか、「出口戦略」で先行する米国の手腕を日銀は見守っている。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日の講演で、量的緩和について「年内の縮小開始」が適切との考えを明らかにした。ただ、早期利上げには慎重な立場も示し、想定の範囲内と受け止めた米市場では株価が上昇。日銀幹部も「サプライズがない内容だった」(幹部)とひとまず胸をなで下ろした。

今後の市場の関心はFRBの利上げ時期と回数に移る。新型コロナウイルス変異株の感染拡大など不透明要因はあるものの、米国でインフレ圧力が高まり続ければ利上げの前倒し観測が強まる可能性もある。一方、2%の物価目標達成がまったく見通せない日銀は、大規模緩和を抜け出す道筋が描けない状況が続きそうだ。

【時事通信社】

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