- 2021/09/07 掲載
ソロス氏、米ブラックロックの中国投資「損する公算大」=WSJ
ソロス氏は「中国に数十億ドルを注いでることは今や悲劇的な誤りだ」と主張。「ブラックロックの顧客にとって損をする公算が大きく、より重要なことは米国やその他民主主義国の国家安全保障上の利益を損なうことだ」と訴えた。
ブラックロックは先月、中国で現地子会社を通じて自前のミューチュアルファンド(オープンエンド型投資信託)の販売を開始。急成長を続ける中国の個人向け投信市場を取り込む狙い。中国政府は昨年4月1日、投信事業における外資規制を撤廃。ブラックロックが100%子会社で事業を展開する初めての外国資産運用会社になった。
ソロス氏は、ブラックロックは中国の国有企業と民間企業を区別しているが、現実から程遠いと指摘した。
ロイターはブラックロックにコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。
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