- 2021/09/10 掲載
中国8月自動車販売、前年比18%減 新エネ車は2倍超=業界団体
[北京 10日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)が10日発表した8月の国内自動車販売台数は前年同期比17.8%減の180万台だった。
減少は4カ月連続。世界的な半導体不足が響いた。
自動車市場が新型コロナウイルス禍による落ち込みから回復する中、1─8月の販売台数は13.7%増加した。
同協会は、2021年の自動車販売が従来予測の6.5%増を下回るとの見通しを示した。世界各地で新型コロナが猛威を振るっており、世界的な半導体不足が近く解消する可能性は低いとしている。
新エネルギー車(NEV)は引き続き好調で、販売台数は2倍以上の32万1000台となった。NEVには電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車が含まれる。
中国政府は大気汚染対策として環境への負荷が小さい自動車の普及を促しており、上海蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(Xpeng)、比亜迪(BYD)などのNEVメーカーが生産能力を拡大している。
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