日経平均、年初来高値更新＝ＴＯＰＩＸ、３１年ぶり高水準―東京株式市場

１４日午前の東京株式市場は、日経平均株価が、２月１６日に付けた取引時間中の年初来高値（３万０７１４円５２銭）を一時更新した。欧米株高を受けて先高期待の買いが優勢となった。午前１１時現在、前日比２８５円５５銭高の３万０７３２円９２銭。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１９９０年８月以来、３１年ぶりに２１００を超えた。

日経平均が、この水準で取引を終えるとバブル崩壊後の最高値を更新する。

市場関係者は「高値警戒感はあるものの、最近の株価上昇で投資家心理が強まっている」（銀行系証券）と指摘した。海運株や自動車株に買いが目立つ。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所＝東京都中央区