• 2021/09/14 掲載

機関投資家の世界経済見通し悪化、運用姿勢なお強気=BofA

ロイター

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[ロンドン 14日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ(BofA)の月次ファンドマネジャー調査によると、9月は今後数カ月間に世界経済が成長すると予想した割合はネットで13%にとどまり、新型コロナウイルスのパンデミックによる最初のパニックが起こった2020年4月以来の低水準となった。

今年3月は、世界経済の成長を予想する割合が91%に達していた。9月調査では、新型コロナの感染力の強いデルタ型変異株の流行が、悲観的な見通しの要因に挙げられた。

マクロ経済の見通しには警戒感が高まっているものの、運用ポジションは依然、圧倒的に強気。ポートフォリオで、株価急落に備えたプロテクションをしている割合は低水準だった。

調査したファンドマネジャー(運用資産総額8400億ドル)の約半数が、向こう3カ月間に株価が急落した場合に備えたプロテクションを外したと回答した。

世界の株式への投資配分はネットで50%と、20年間の平均の29%を大きく上回った。

マイケル・ハートネット氏率いるBofAのストラテジストチームは顧客向けノートで「資産価格とファンダメンタルズの間でめったにない分断が強まっている」と述べた。

市場全般の先行きは依然警戒感が強く、回答者は中銀がハト派スタンスを維持すると予想。

米連邦準備理事会(FRB)については84%が年内に緩和縮小に着手すると予想したが、最初の利上げ時期に関する予想は22年11月から23年2月に後ずれした。

中国の政策緩和を予想する割合は82%。7月は44%だった。

世界の流動性の状況は、世界金融危機に市場が動揺する直前の2007年7月以降で最も良好との見方が大勢。金融政策が「過度に刺激的」と回答したのは約60%で、2011年5月以降で最高だった。

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