- 2021/09/20 掲載
香港株、3.3%急落=経営危機の恒大は10%安
【上海時事】20日の香港市場の株価は、巨額債務を抱え経営危機に陥った中国不動産開発大手、中国恒大集団の先行き不安を背景に急落。ハンセン指数は3.3%安と、11カ月ぶりの安値で取引を終えた。ロイター通信によると、下落率は約2カ月ぶりの大きさ。中国本土市場は中秋節連休のため、21日まで休場。
恒大の株価は10.2%安。一時、約11年ぶりの安値を更新し、他の不動産株にも売りが広がった。約1兆9700億元(約33兆4000億円)の負債を抱える恒大の経営危機をめぐっては、業界全体に影響が波及し、中国の金融システムが動揺する恐れがあると警戒されている。
【時事通信社】
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