- 2021/09/27 掲載
英ロールスロイス、米爆撃機B52のエンジン受注 最大26億ドル
採用されたのは同社のエンジン「Fー130」。米インディアナ州インディアナポリスの施設で生産する。当初の契約額は6年間で5億ドルだが、長期的に最大26億ドルに達する可能性がある。
発表を受け、同社株は5%上昇している。
Bー52は、1960年代から米レイセオン傘下のプラット・アンド・ホイットニーのエンジンを採用してきたが、同エンジンの搭載は2030年で終了する。
Bー52を製造する米ボーイングは、ロールス・ロイス製のエンジンを統合し、2025年までに最初のテスト飛行を行う。
ロールス・ロイスは、Fー130について「燃料効率が大幅に高まる」と表明。米政府は、航続距離が延び、整備コストも抑えられると指摘した。
新エンジンの採用で、Bー52は2050年代に入っても飛行が可能になる。
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