- 2021/10/11 掲載
中国の不動産信託商品、9月調達額が急減 恒大問題響く=現地紙
同紙は投資助言の用益信託(Usetrust)のデータに基づき、新たに設定された不動産信託商品の調達額は162億元と、前月から44.8%減少したと伝えた。8月は24%、7月は25%、それぞれ減少していた。
恒大集団は9月に理財商品やドル建て社債などの返済ができず、デフォルト(債務不履行)懸念が強まった。
中国の不動産会社は既に、政府による融資規制や社債発行コストの増大といった逆風下にあった。不動産信託商品の市場規模が急速に縮小した場合、不動産販売が鈍い中で資金調達の手段がさらに狭まる可能性がある。
上海証券報によると、資本市場関連の信託商品は人気が強まり、調達額が大幅に増えた。
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