- 2021/10/11 掲載
英ビジネス相が高賃金計画を擁護、中銀のインフレ抑制能力に自信
イングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁は、地方紙ヨークシャー・ポストとのインタビューに応じ、インフレ率が目標の2.0%を上回っているのは懸念要因で、定着を防ぐために管理が必要だとの認識を示した。
クワルテング氏はタイムズ・ラジオとのインタビューで国民は利上げに備え始めるべきかと問われ、中銀は独立しており、独自に評価するだろうと回答。「中銀の主たる真意はインフレを抑制することで、彼らは良い仕事をすると私は考えており、われわれは生活コスト上昇の抑制を確実にしなければならない」と述べた。
一方で、ジョンソン首相が先週示した高賃金経済への転換計画を擁護。「コスト上昇は常に企業部門を悩ますことになると思うが、われわれは賃金上昇に焦点を当てる必要があるとも思う」と述べた。
首相の新経済モデルには、運送業界などでの労働力不足に対応する最善策は移民の拡大容認よりも企業が賃金を引き上げることだという主張も含まれている。
PR
PR
PR