- 2021/10/12 掲載
財務次官の寄稿に「100%賛成」=バラマキ批判を擁護―同友会代表幹事
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は12日の定例記者会見で、財務省の矢野康治事務次官が月刊誌「文芸春秋」11月号に寄稿し、与野党の衆院選などに絡む政策論争を「バラマキ合戦」と批判したことについて「(寄稿で)書かれていることは100%賛成だ」と述べ、擁護した。矢野氏の寄稿をめぐっては、自民党の高市早苗政調会長らが不快感を表明している。
桜田氏は、新型コロナウイルス感染症対策で膨らんだ財政支出について「足元で困っている方々への支援金を含め大規模に使うことには反対しないが、将来への負担をどのように解消するのか(総選挙の論戦で)触れなければ責任ある政党とは言えない」と強調。矢野氏が訴える財政再建の必要性に賛同した。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する桜田謙悟経済同友会代表幹事=12日午後、東京都千代田区
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