- 2021/10/13 掲載
クリスマスに品不足も、供給網の問題で=米ホワイトハウス高官
ホワイトハウスは半導体から食肉まであらゆる品目の供給ボトルネック解消に取り組んでおり、6月には毎週会合を開くタスクフォースを設置した。
バイデン大統領自身も13日にウォルマートやホーム・デポの幹部、労働組合関係者らとの会合で輸送面のボトルネック解消に向けた取り組みを協議し、その後、この問題について演説を行う予定だ。
あるホワイトハウス高官は年末の買い物シーズンについてロイターに対し「人々が入手できない品が出てくるだろう」と述べた。その上で「同時に、そうした品の多くは他の物で代用できると願う。パニックに陥る理由はないが、誰もがいら立ちを感じている。比較的短い期間を乗り切るため、一定の辛抱が必要だ」と語った。
別のホワイトハウス高官は「パンデミック(世界的大流行)の終盤に入る中で正常に近い生活を取り戻そうとしている家計にとって、(物価上昇が)痛手となっていることは承知している」と述べた。
ホワイトハウスが8月にボトルネック問題の担当に任命したベテラン運輸当局者のジョン・ポーカリ氏は、港湾などサプライチェーンのさまざまな部分が安定的に相互連携できるよう政権として取り組んできたと説明。現在は、港などの輸送拠点を24時間体制で稼働させることに注力していると述べた。
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