• 2021/10/13 掲載

豪消費者信頼感指数、10月は前月比1.5%低下 経済見通しに懸念

ロイター

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[シドニー 13日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が13日公表した10月のオーストラリア消費者信頼感指数は前月比1.5%低下し、9月の上昇分(2.0%)の大部分が打ち消された。経済の長期見通しに対する懸念が圧迫材料となった。

前年比では0.4%低下。ただ104.6と、依然として楽観的な見方が悲観論を上回っていることを意味している。

調査はニューサウスウェールズ(NSW)州の新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)規制が緩和される直前に実施された。ビクトリア州とキャンベラも近く規制を緩和することになっている。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は、信頼感はシドニーとメルボルンで改善したものの、それ以外では急激に落ち込んだと指摘。回答者は州間移動が再開されれば感染が拡大することを懸念しているという。

向こう1年および5年の経済見通しを示す指数はともに低下した。

1年前と比べた家計状況を示す指標は1.3%低下。一方、今後1年間の家計見通しを示す指数は0.5%上昇した。

主要な家財道具を購入する良い機会かどうかの判断に関する指数は0.9%上昇。ただ、前年比では依然として3.3%低下となっている。

住宅購入機会に関する指数は13.8%低下。前月は上昇に転じていた。エバンズ氏は「低下の原因は過去1年間で値頃感が急激に失われたことでほぼ間違いない。住宅価格はこの1年で全国的に2割も上昇した」と述べた。

実際、住宅価格期待指数は8年ぶりの高水準付近にとどまっており、消費者がブームの終焉をまだ見込んでいないことを示唆している。

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