- 2021/10/17 掲載
先端技術開発の基金創設へ=山際経済再生相
山際再生相は「科学技術基盤を核にして、産業構造をどんどん変えていくということをやらなければ、日本の経済が成長路線に乗っていくということはない」との認識を示した。
また、半導体に関して「相当長期な戦略を練っている」とも発言。 すでに政府は、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC) が日本での工場建設を発表したことを受け、様々な支援の手段を検討していることを明らかにしている。
山際再生相は、TSMC工場誘致の背景について、日本は半導体製造装置や半導体製造のインフラにおいて今だに世界一だが、古いものになってしまっているため、磨きをかける必要があると説明した上で、「そこで当然終わりではない」と発言。
「次世代の最先端の半導体を研究開発して、わが国できちんと製造できるような状況まで持っていかないと、安全保障上の問題で、サプライチェーンがどこかで途切れるリスクが大きくなってくる」とし、今後、米国と取り組んでいく見通しを述べた。
一方、新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向が続けば、「11月に入れば、何の制限もなく、様々な生活が送れるようになる」との見解を示した。
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