• 2021/10/29 掲載

鉱工業生産、9月は5.4%低下 自動車減産で3カ月連続マイナス=経産省

ロイター

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[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日発表した9月の鉱工業生産指数速報は前月比5.4%低下して89.5となり、2020年8月以来の低水準となった。前月比で3カ月連続のマイナス。自動車の大幅減産が響いた。ロイターの事前予測調査では同3.2%低下と予想されており、これを下回った。

自動車は半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大によるアジア各国からの部材供給が減少し、28.2%と昨年4月以来の大幅な減産となり、指数を下押しした。

自動車以外では、コンベヤーや圧縮機などのはん用・業務用機械が前月比5.7%減、プラスチック製品などが同7.0%の減産となった。

ポリエチレン、乳液・化粧水、ガソリン・灯油などは増産となった。

7━9月期の鉱工業生産は前期比3.7%低下し、5四半期ぶりにマイナスとなった。企業の生産計画を集計した生産予測指数は10月が前月比6.4%上昇、11月が前月比5.7%上昇だった。予測指数には上振れ傾向があり、これを考慮した経産省の試算値は10月が前月比2.4%上昇だった。

自動車の挽回生産が見込まれるため、経産省では9月を底に指数は回復するとみているが、半導体・部材不足により「10━11月の生産には下振れリスクがある」(経産省幹部)とみられている。

経済産業省は生産の基調判断を「足踏みをしている」として据え置いた。

9月の在庫は前月比3.7%増加した。増加幅は2015年基準で過去最高。リチウムイオン蓄電池の在庫が前月比83.1%増となった。海外向けの出荷減による一時的要因によるという。

*内容を追加して再送します。

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