- 2021/10/29 掲載
野村HD、純利益75%減=海外事業で損失―21年9月中間
野村ホールディングス(HD)は29日、2021年9月中間連結決算(米国会計基準)の純利益が前年同期比75.4%減の517億円になったと発表した。米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとみられる顧客との取引に絡んだ654億円の損失と、07~08年の世界金融危機以前の米国での取引に関連して約390億円の引当金をそれぞれ計上したことが響いた。
電話会見した北村巧・財務統括責任者は、金融危機前の取引については訴訟を提起されており、詳細を明らかにできないと説明。大幅減益に陥ったことに関しては「非常に不本意だ」と述べた。
【時事通信社】
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