- 2021/11/12 掲載
トヨタ、12月世界生産は挽回織り込み80万台レベル 国内通常稼働へ
[東京 12日 ロイター] - トヨタ自動車は12日、12月の世界生産は80万台レベルを予定していると発表した。部品不足でこれまで減産していた分の挽回生産を織り込む。国内は14工場28ラインすべてを7カ月ぶりに通常稼働へ戻す。
昨年12月は約76万台を生産していた。2022年3月期の生産見通し900万台は引き続き維持する。
トヨタは世界的な半導体不足に加え、新型コロナウイルスの感染が深刻化した東南アジアで生産する部材の調達に苦戦し、9月から11月にかけ従来の生産計画を下方修正していた。
11月の世界生産は計画比10─15万台減の85万─90万台との見通しを示していたが、その際に「一番悪い時期は脱した」(熊倉和生・調達本部長)とし、12月以降は挽回生産する方向で関係先と調整中であることを明らかにしていた。
*内容を追加しました。
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