- 2021/11/19 掲載
コメ需要、初の700万トン割れへ=22年産、4万ヘクタールの転作必要―農水省
農林水産省は19日、コメの生産に関する最新の指針案を公表した。来年作付けする2022年産の主食用米の需要は692万トンと、人口の減少を背景に初めて700万トンを下回るとの見通しを示した。その上で、需要の減少に対応して作付け転換を進め、作付面積を21年産に比べ約4万ヘクタール少ない約126万ヘクタールに削減する必要があると試算した。
農水省は、需給の安定へ在庫の積み上がりを避けるため、コメ農家に大豆や飼料用トウモロコシへの転作を呼び掛ける方針。21年度補正予算案と22年度当初予算案で転作支援策を検討する。
【時事通信社】
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