- 2021/11/25 掲載
JPモルガンCEO、中国共産党巡る冗談で「後悔している」と釈明
ダイモン氏は23日、ボストン大学のインタビューで「中国共産党が100周年を祝っており、JPモルガンもそうだが、われわれの方が長く存続する方に賭けると、先日冗談を言った。中国ではこんなことも言えない。彼らが恐らく聞き耳を立てているだろうから」と述べていた。
しかし同氏は「それが国、指導者、社会、文化であろうと、どんな集団も冗談の種、あるいは中傷の対象とするのは決して正しいことではない。そうした言い回しは、社会から今一番求められている建設的かつ思慮深い対話を奪いかねない」と改めて反省の弁を口にした。
同氏が素早く「火消し」に動いた背景には、JPモルガンの中国事業に支障が生じるリスクを避けたいという思惑がある。同行は8月、外資で初めて中国に証券の完全子会社設立を認められた。
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