- 2021/12/01 掲載
オミクロン株、影響注視=支援延長、感染見極め判断―安達日銀審議委員
日銀の安達誠司審議委員は1日、大分市内で記者会見し、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が国内で確認されたことに関連し、「どの程度重症化するかなどかなり大きな不確実性がある。経済へのマイナスの影響が出ないか注視する必要がある」と述べた。
安達委員は、企業の資金繰りを支援する日銀のコロナ対応策が来年3月末で期限が切れることについて、「大企業は調達したお金を返済するなど資金繰りが緩和しているのは事実」としながらも、「もう少しオミクロン株の状況を見たい」と指摘。変異株の感染状況などを見極めた上で、対応策の延長の是非を判断する考えを明らかにした。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する安達誠司日銀審議委員=1日午後、大分市
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