- 2021/12/13 掲載
中国不動産開発の花様年、債権者の担保権主張を否定
ファンタジアは10日遅く、香港証券取引所への提出文書で、傘下の彩生活服務集団(カラー・ライフ・サービス・グループ)の株式7億8000万株に対する担保権を行使する権利があると天風国際証券与期貨(TFIセキュリティーズ・アンド・フューチャーズ)が通知してきたことを明らかにした。
また、11月29日から停止されているファンタジア株の売買が12月13日に再開されるとした。
ファンタジアは10月4日に期限を迎えた2億0570万ドルのオフショア債券の支払いができなかった。
同社は10日の提出文書で、流動性確保のため中国東部の開発事業における権益を2億元(3100万ドル)で売却したことを明らかにした。
同社によると、主要国内子会社は先月、2022年に満期を迎える利率7.8%の人民元建て債について、満期を24年に延長し、11月29日が期限だった利払いを数回に分けて行うことで債券保有者と合意したという。
ムーディーズは10日、情報が不十分としてファンタジアの格付けを取り下げた。
ファンタジアの潘軍会長は6日、オフショア債の再編について金融・法務顧問と初期の提案を議論し、総額40億ドル相当のオフショア債券保有者の95%と協議していると「微信(ウィーチャット)」で述べていた。
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