- 2021/12/15 掲載
ハンガリー中銀30bp利上げ、来年も追加利上げ方針維持
翌日物預金金利も80bp引き上げ2.4%とした。引き上げ幅は市場予想を上回った。スワップ市場金利の安定支援が狙いという。
また、マトルチ総裁が事前に指摘していたように債券買い入れプログラムを即時に終了させた。ただ、中銀は流動性の動向を注意深く監視し「必要であれば、的を絞った国債購入を時折実施する」用意があるとした。
一方で「国債購入を時折実施することは金融政策のスタンス変化を示すものではない」とした。
インフレに関しては「労働市場の逼迫や賃金の伸び拡大、高インフレ環境などでインフレ期待が一段と高まっている」とし、2022年および23年のインフレ見通しを上方修正。「月次ベースでのベース金利の引き締めサイクルを継続することが必要だ」とした。
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