- 2021/12/15 掲載
仏タクシー大手、テスラ「モデル3」使用一時停止 死亡事故で
G7のリコルデル副最高経営責任者(CEO)によると、事故は11日夕、勤務時間外の運転手が家族を乗せて運転している際に起きた。
関係者2人が14日明らかにしたところによれば、事故で1人が死亡。捜査について詳しく知る関係者は、20人が負傷し、3人が重体だと述べた。
仏メディアによると、事故を起こした車は自転車の1人と歩行者3人をはねた後、バンに衝突し、7人が重傷を負ったという。
G7は、警察による捜査が終わるまで、保有する37台のモデル3の使用を停止する方針を示した。
テスラは現時点でコメント要請に応じていない。
リコルデル氏によると、テスラは13日、初期調査で技術的な不具合の可能性が排除されたとの見解を示した。運転手はブレーキをかけようとしたものの、車が加速したと話しているという。事故の際に運転支援機能「オートパイロット」が作動していたかは不明。
パリ13区のクーメ区長はツイッターで「初期段階の捜査は、アクセルが戻らなくなったことを示唆している」と指摘した。
テスラは車上のセンサーやカメラで詳細なデータを収集しており、過去にはそうしたデータを使って技術的な不具合が事故原因との見方に反論している。
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