- 2021/12/15 掲載
ノルウェーSWF、9社を投資対象外に ESGリスク踏まえ
同ファンドの運用資産は1兆4000億ドル。運用を担うノルウェー銀行インベストメント・マネジメントのニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)は「今回の事前審査は、われわれが長年取り組んできたリスクベースの売却に基づき、それを強化するものだ」と説明し、「投資先としてふさわしくない企業を排除することが目的だ」と語った。
ファンドは現在、世界の約9100社に投資しており、FTSEラッセルのFTSEグローバル・オール・キャップ指数をファンドの参照指数ベースとして使用している。
FTSEインデックスの新銘柄採用に伴いESGの観点から審査を行い、問題があると判断すれば投資先から除外できる。
投資先から排除した企業名は公表されない。一方、国会が定める倫理規定に基づく売却では企業名が公表される。
「サステナビリティー(持続可能性)に関するリスクが高い」企業が65社あり、再審査を検討していることも明らかにした。65社の投資額は明らかにしていない。
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