- 2021/12/16 掲載
ドイツ銀の米M&A助言事業、足元極めて力強い=幹部
かつてドイツ銀の「問題児」だった投資銀行部門は、新型コロナウイルス流行による取引ブームやディールメーキングの波から恩恵を受け、同行最大の収入源になっている。
投資銀行カバレッジ&アドバイザリー担当責任者であるドリュー・ゴールドマン氏は記者団に対し、「現時点では、来年も同じ強さと規模が続くと見ている」と述べた。
見通しに対するリスクとしては、ロシアによる侵略の可能性や、インフレに対する米連邦準備理事会(FRB)の反応などが挙げられるという。
投資部門はドイツ銀行を回復軌道に戻し、5四半期連続で黒字を計上することに貢献。この10年近くで最も長い連続黒字期間となった。
同行のオリジネーション・助言活動収入は今年1─9月、前年同期比22%増加した。
このため、同行は世界的に人員を1万8000人削減しようとしている中でも、的を絞った採用活動を開始している。
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