- 2021/12/16 掲載
東京株、一時500円超高=米国株高・円安を好感
16日午前の東京株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた米国株の上昇を好感し、買いが広がった。為替の円安も追い風となり、日経平均株価の上げ幅は一時500円を超え、取引時間中としては約3週間ぶりに2万9000円台を回復する場面もあった。午前の終値は前日比444円53銭高の2万8904円25銭。
海運や電気機器など景気動向に左右されやすい業種を中心に、幅広い銘柄が買われた。値上がり銘柄数は全体の約77%に上った。
前日のFOMCで、金融引き締めペースを加速させる見通しが示された。ほぼ、市場が想定した通りの内容で、「目先の不透明感が払拭(ふっしょく)され、買い安心感につながった」(大手証券)という。日経平均が2万9000円付近では利益確定の売り注文に押された。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所=東京都中央区
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