- 2021/12/17 掲載
「あってはいけないこと」=統計書き換え批判―三村日商会頭
日本商工会議所の三村明夫会頭は16日の定例記者会見で、国土交通省による統計の書き換えについて、「あってはいけないことだ」と批判した。その上で、政府の統計を安心して経済政策などに使えるように改めてチェックするよう求めた。
三村氏は「みんなが統計は事実だと思うことで、いろんな経済予測や経済政策につながっている」と強調。「良心に従って集計するのは当たり前で、その通り行われなかったことは非常に驚きだ」と述べた。
一方、政府による18歳以下への10万円相当の給付については「本来の目的は困窮する子どものいる家庭への緊急支援で、決して消費を増やすことが目的ではない」と指摘。「もう少しきちんとした制度設計を最初からやるべきだった」と苦言を呈した。
【時事通信社】
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