- 2021/12/17 掲載
英消費者信頼感指数、12月は前月から低下=GfK
新型コロナウイルスのオミクロン型変異株出現と急速な拡散、インフレ懸念が消費計画を直撃し、悲観的な空気がやや強まった。
GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・スタットン氏は、消費者は自身の財布と今後12カ月の経済見通しに対する信頼感が若干弱まり、クリスマスを前に高額商品の購買意欲が薄れていると指摘。「年末は憂鬱な雰囲気になっている。新たなコロナ規制の可能性や、来年初めに改善の見通しが乏しく、今冬半ばの消費者信頼感は冴えないだろう」と述べた。
イングランド銀行(英中央銀行)は16日、政策金利を0.1%から0.25%に引き上げた。インフレ圧力の高まり抑制を狙った措置。
11月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比5.1%と、2011年9月以降で最高となった。
調査は12月1日から13日に、2000人を対象に実施された。
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