- 2021/12/21 掲載
ベラルーシ、欧米の制裁が経済圧迫 歳出削減すべき=IMF
IMFはベラルーシの2021年成長率が約2%になると予想。インフレ率は通貨安と商品価格高騰により10%前後になるとの見通しを示した。
22年の実質国内総生産(GDP)伸び率は0.5%にとどまると予想。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響や刺激策の余地が限られていることに加えて対外制裁の影響で、経済活動が抑制されると説明した。
制裁により資金調達の選択肢が制限されているため、財政赤字を大幅に削減する以外の選択肢はほとんどないと指摘した。財政赤字は21年にGDP比3.1%と見込まれている。22年には原子力発電所の建設が完了することもあり、GDP比2.1%まで縮小する可能性があるとの見方を示した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR