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- 2026/07/22 07:00 掲載
GoogleがGemini 3.6 Flashなど新モデル3種を発表、AIエージェント機能を強化
再学習した超知能層実現モデルGemini3.5 ProとGemini4を準備か
Googleがビジネス実装向けの実用層AIモデル 3モデルをリリース
今回発表されたラインナップは、最先端の知能を追求する単一の巨大モデルではなく、実際の業務システムに組み込んで大規模に稼働させる「実用層」として位置づけられている。AIエージェントはひとつのタスクをこなす過程で幾度もモデルを呼び出すため、1回あたりのトークン数や処理速度、積み重なるコストが運用上の大きな差異を生む。Googleはこうした実運用における課題を解決するため、開発者が用途に応じて使い分けられる3つの専用モデルを用意した。主力となる「Gemini 3.6 Flash」は、品質と効率のバランスを最適化したモデルである。前世代の3.5 Flashをベースに改良され、出力トークン数を17パーセント削減した。コーディング(DeepSWEで49パーセント)、機械学習研究(MLE Benchで63.9パーセント)、コンピューター操作(OSWorld-Verifiedで83.0パーセント)といった各種指標で性能向上が確認されており、推論ステップ数やツール呼び出し回数の減少も実現している。また、「Gemini 3.5 Flash-Lite」は速度と低コストに特化している。これら2つのモデルは、Gemini APIやGoogle AI Studio経由で提供が開始されている。
「Gemini 3.5 Flash Cyber」は、サイバーセキュリティの脆弱性発見と修正に特化してファインチューニングされたモデルである。コードセキュリティエージェント「CodeMender」と連携して統合レポートを生成し、ベンチマークにおいて競合の最先端システムに匹敵する性能を発揮する。ただし、デュアルユース(軍民両用)技術としての性質を踏まえ、提供は政府機関および信頼されたパートナーのみに限定される。
Googleは、こうした低コスト・高効率なエージェントAIを担う実用層の提供と並行し、次世代モデルの開発も急ピッチで進めている。上位モデル「Gemini 3.5 Pro」のテスト完了を待たずして、超知能層と位置づけられる「Gemini 4」に向けた過去最大規模の野心的な事前学習が開始されており、複線的なAIモデル戦略を展開している。
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