- 2021/12/22 掲載
アップルを「AAA」に上げ、流動性と利益が堅調=ムーディーズ
これによりアップルは、マイクロソフトやジョンソン・エンド・ジョンソンなど、ムーディーズの最高格付けを受けた企業エリートクラブに加わる。
ムーディーズのアナリスト、ラジ・ジョシ氏はノートで「アップルの非常に強力なビジネスプロファイルは、その大きな事業規模、製品とサービスのユーザーの大規模な設置基盤、強い顧客ロイヤルティー、プレミアムブランドのポジショニングを反映している」とした。
アップルの2021年度の利益は約65%増加し、売上高は新型コロナウイルス流行期に製品およびサービスに対する需要が高まり33%増加した。
アップルの株価は今年に入ってから30%近く上昇し、世界で初めて時価総額3兆ドルを超える企業となることが目前に迫っている。
ジョシ氏は、アップルの利益は今後2─3年にわたり伸びると予想している。
一方、ムーディーズはアップルについて、製品サイクルの短さ、消費者の好みの変化への対応、頻繁な製品アップグレードを伴う大規模で複雑なサプライチェーン管理の実行リスクに直面していると指摘した。
アップルは10月、業界を悩ませているサプライチェーン問題により、60億ドルの売上高が損なわれ、その影響はホリデーシーズンにさらに悪化する可能性があると指摘した。
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