- 2021/12/22 掲載
蘭ING、仏リテール部門から撤退発表 社員460人に影響か
[パリ 21日 ロイター] - オランダの銀行大手INGグループは21日、フランスのリテールバンキング業務から撤退すると発表した。これにより、従業員460人が影響を受ける可能性がある。ホールセールバンキング部門は営業を継続する。
撤退後の顧客引き受けについては、他社と協議中。仏経済紙レゼコーは先に、ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)、クレディ・アグリコル、クレディ・ミュチュエルが関心を示していると報じた。
INGフランス法人の従業員は約700人で、その3分の2がリテールバンキング部門に所属している。
INGは、「フランスの従業員にはきょう、戦略検討の結果が通知された。影響を受ける460人の処遇計画については労働省の承認が必要で、地元労組とは合意に至っている」と説明した。
撤退に伴う費用は第4・四半期決算にリストラ引当金として計上されるという。
*見出しを一部修正しました。
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