- 2021/12/24 掲載
三菱電機、発電設備で動作不良=1240台に予防措置
三菱電機は20日、長崎製作所(長崎県時津町)で製造した国内向けパッケージ型非常用発電設備で、発電ができない動作不良を起こす可能性があるとして、全ての対象製品に対して部品交換などの予防措置を行うと発表した。措置を講じるのは計1240台。同社は「多大なる迷惑と心配をお掛けすることを深くおわびする」としている。
動作不良の恐れがあるのは、老人福祉施設や病院などに納入された非常用発電設備「PG」シリーズの一部。2001~10年に製造された対象機種は、内部で部品がずれて断線したケースが41台確認された。14~16年製造の別の機種では、電圧制御回路のコンデンサーが誤って取り付けられていた。
これまで不具合の発生頻度が低かったため、現場でその都度対応してきたが、経年劣化に伴い発生件数が増えたことから予防措置の実施を決めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕動作不良の恐れがあると発表された三菱電機の非常用発電設備「PG」シリーズ(同社提供)
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