- 2022/01/07 掲載
サンマ水揚げ、3年連続最低=市場価格29%上昇―21年
全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)が7日発表した2021年の全国サンマ水揚げ量は、前年比38%減の1万8291トンとなった。3年連続で過去最低を更新し、3年前の18年から85%減少。歴史的な不漁で産地市場の取引価格は前年から29%上昇し、18年比では3倍を超え、秋の味覚は一段と手が届きにくくなった。
海水温の上昇などで、日本近海に来遊するサンマが減少していることが不漁の原因。外国漁船による大量漁獲や、資源全体の減少の影響も大きいと指摘される。
【時事通信社】 〔写真説明〕不漁が続くサンマ=2021年8月、東京都江東区の豊洲市場
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR